2014年04月28日

大阪、堺の「かん袋」へ行ってきました。

かん袋は鎌倉時代末期に和泉屋徳兵衛さんが、和泉屋という商号でお餅司の店を開いたのが始まりです。安土桃山時代に豊臣秀吉が大阪城を築城し、その際に堺の商人へ多額の寄付を要求しました。1593年の春中ごろ、桃山御殿が完成したのを機会に、秀吉は寄付金の礼として堺の商人納屋衆を招きました。その時、天守閣は瓦を葺く工事中でした。暑い日盛りの下で、蟻がえさを運ぶように職人が一枚一枚瓦を運び上げていました。この様子を見た和泉屋徳兵衛さんは、容易に片付かないと思い毎日奉仕に出ました。餅作りで鍛えた腕力を使い、瓦を取っては次から次へと屋根の上に放り投げました。瓦は春風に煽られて、紙袋がひらひらと舞い散るように屋根に上がりました。そこに居合わせた人々は度肝を抜かれました。これを見た秀吉が「かん袋が散るように似ている」とその腕の強さを称えました。秀吉は「以後かん袋と名付けよ」と命じ、それより「かん袋」が和泉屋さんの商号になりました。

posted by motohisa-u at 01:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 打越元久 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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